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今は、どうなってるのかな?

 昔、三十年ぐらい前だけど、テレビ番組を作る現場は面白くてコント番組ではセットの出来が明暗を分けた。
台本会議には、必ず美術部のチーフまで参加していた。
コントの設定が

『原宿のボーグが似合うようなカフェ』

ト書きにそう書いてあると、その美術部のチーフがサッと、その場でイラストを書く。
コントの内容を聞いていて小直ししてチーフディレクターに見せる。
するとチーフディレクターが俺に見せて

「源、こんな感じか?」

これが、またよく出来たスケッチでイメージ通りのセット図が、ちゃんと出来ていた。

「いいですね。バッチリです」

『秋の夕暮れ時の縁側』

と書こうもんならいつものセットに柿の木が書き加えてあったり茜色の雲が後ろに書き割られている。
このセット代が半端じゃなかった。

だから今は、ワンセットのトーク形式になってしまったんだろうなと思う。
制作費がかからないようにかからないようにと…。
その結果、何杯もセットを作るコント番組なんて誰も作らない。
かと言って実写ロケも金がかかる。

で…結論…作り物は最早無理。
そしてベタ番組だらけに…。
吉本の芸人がワンサカ出演してユーチューブからパクって来たVTRの感想やコメントをいじくっているだけのトークバラエティ。

さんまの番組、ナイナイの番組、その他諸々。
作家もスタッフも設定(お題)を考えるだけ。
物語やストーリー性のあるものは、経済的にも物理的にも淘汰されてしまう。

けれどテレビ局は儲かるんだよね。
放送権料やら何やらでピンハネするだけ、しまくって制作会社に丸投げ。
こうして安かろう悪かろうのテレビコンテンツだらけになってしまった。

今や、放送局は、コンテンツ制作の会社ではなく、コンテナー会社。
この図式が、ここまで固まってしまうともの作り、事作りの面白さが無くなり流れ作業となり、ただ、ただ流れて行くばかり。

こうなると、アイデアではなく思いつき大会になる。
世に溢れるコンテンツは全て思いつきだけ。

思いつきギャグに。
思いつきのキャスティング。
思いつきだけが取り柄のスタッフばかり。

そして見る人は誰も居なくなる。

「うるさい!年寄りの外野は黙っとけ!」

と言われるだけだろうが…作り方の基本を綺麗さっぱり無くしてしまっても俺は知らんぞ!と年寄りの遠吠えを熱帯夜の夜に一発かましておくね。

テーマ : お笑い/バラエティ 全般
ジャンル : テレビ・ラジオ

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