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手強い集中講義の受講者たち…怖い!!

 大学院で中小企業診断士の二次必須で講義を担当する事になったんだけど講義内容で戸惑っている。
 相手が修士課程なら研究が中心になるし、3、4年の学部生なら、いわゆる概論から教えていけば良いのだが…。
 今回、受講生には違いないが相手は立派な社会人ばかり、しかも30代~50代まで居て社会の前線で働いて来た人たち。その上偏差値の高い大学卒だったりする…どうすりゃ言い…。大学院と同じように『トランスメディア論』の講義?…う~ん!?になってしまう。更に職種はメディアビジネスに従事していた人。広告代理店に勤務していた人…ある程度分かっている人も居るわけで…どの辺りから講義したら良いのか?こりゃ困ったぞと思いながら、とりあえず概論を少し話したところで逆にこっちから聞いてみた。

源  「どんな講義が良いか要望はありますか?」

すると、こんな答えが返ってきた。

A  「どういう動機で放送作家なる仕事を選んだのか」
B  「どういう職生を歩んで来たのか。構成や台本を書く企画を考える際の発想は、いかにして生み出されたのか」

つまり俺が、どんな奴で、どこで、そういった発想を会得し、それをどう生活の糧として展開して騙してきたんだ?って事?

源  「そんな話を聞いて役に立ちますかね?」

全員一致で頷く…。

源  「分かりました」

って事でコントを書く上での発想法や、この仕事を選んだ不純な動機や、女々しい仕事に、どうして嵌ってしまったのか…。

一番大事な部分は、ヒット番組、ヒットするコンテンツを作るコツ『共感、共鳴、共有、そして少しの哲学』に気づいた課程。事例等々を講じる事に…。

そう言えば、このヒットの条件部分はジャンルの違う商品開発なんかにも通じるかもしれないと逆に気づかされた。


そして一つの質問。

A  「もし中小企業の経営者だったら政府に対して何を要求したいと思いますか?」

普段の講義じゃあり得ない展開。油断していると立場が逆転しかねない。

源  「中小企業と言う言葉から変えたいと思いませんか?例えば『大きくない専門業』『日本的マニファクチャー』とか」

役人の口にする『中小企業』と言う言葉から来るイメージが、どうも差別的で画一的に感じるから、先ずそれを変えて欲しいと要求したいと答えていた。

名称に関しては、その場で出た言葉なので適切だとは思わないが、後で、この発想良いかもしれないと思ったりもした。

 受講者たちは大金を出している。受講して得したと思いたいのは当然だ。12コマの集中講義の中で「いいね」「それ、面白いぞ」みたいなのが欲しいんだね。

 こんな講義風景になるところも、今時の幽霊のような大学生相手と違って、はっきり言って手強い!!まだ8コマ残ってるから、こっちも気合いと本気、本物で勝負かな?


テーマ : 資格取得
ジャンル : 学校・教育

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こんにちは。

素晴らしい講義模様ですね。私も,そのような講義にぜひ参加したいです。

学校生活しか体験していない人と,学校生活を経て,就職し,もう一度勉学を志した人の気持ちは大きく違うのだろうと感じます。

記事を読んで,私が講義に出席していたら,源さんにするであろう質問が2点,あります。

・いまの民放局で,ニュース番組を手がけることになったら,どのような構成をして,他局との差別化を打ち出そうと考えますか。

・番組が視聴率を獲得し,成功を収める際には,出演者,スタッフの連携のみならず,放送局内の様々な課題を乗り越える必要があると思いますが,その際に立ちはだかる障害はどのようなものがあるでしょうか。また,番組制作が心ならずも成功を果たせないことがあるかと思いますが,その際に共通する果たせない理由というのはあるでしょうか。

日本各地の学校の教室で,様々な議論を戦わせることが出来たら,一人一人の能力が急速に高まっていくのでは,と想像しました。
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