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『いい加減さ』の3乗でヒットした番組

バラエティ、それも深夜番組の、それはいい加減でもいい。
でも政治がいい加減だったら悲劇だよね。花道が出来ないと引く気の無いいい加減な人が居座ってるのは実に悲劇だと思う。

「花道なんて出来るわけがねえ!」

とブチッと切れる前に政治の話はちょっとお休み。
良いよねアーサー君。そしてお待たせしましたエビフライ君テレビネタです。

『いい加減さ』の3乗で大ヒットしたHTBの『派手~ずナイト』。
キャスティングもいい加減ならHTBが集めたスタッフもいい加減だった。
何しろ誰もバライティ番組なんぞ作った事が無い。
中には番組作りそのものが初めてと言うディレクターまで…。

ともかく何故か『無茶苦茶』と言うコンセプトで始まってしまった『派手~ずナイト』
ところが何だかゲストに大物が来てくれる。今考えても何でだ?俺や景山民夫、高田純次にそんなに人望やらオーラやらパワーがあったとは思えないし、そもそもさほど親しいわけでも無いはずなんだけど?

2回目か3回目のゲストに来てくれたのが泉谷しげる。コントにも参加してくれて。高田純次、景山民夫との危ないトークに泉谷しげるが入る事で放送コードスレスレの事態になって大事件も起こるんだけど、その話は又別の機会にでも。

で、番組の持つ雰囲気が泉谷しげるに合ってしまったのか泉谷しげるが番組に合ってしまったのか。もの凄く気に入ってしまったらしい。

「民夫!源!俺レギュラーになるから!」
「え?」
「レギュラーって…金ねえぞ」
「いらねえよ」
「で…レギュラーになって何やるんだ?この番組で」
「歌う!」
「歌う~?」
「一人で?ギター一本で?」
「バカヤロー!俺は、そんなに歌上手くねえぞコラ!」
「…怒って言う事か?」
「金無いからバンドなんて呼べねえぞ」

と、ここで俺たちのアイデア…。

「HTBの社員で楽器やってた奴居ないか?」
「え?うちの社員?」
「学生時代にやってた奴の3、4人は居るだろ放送局なんだからさ」

…と理屈も何も無茶苦茶。
でもHTB内で調べてみたら居ました。営業、スタッフ(AD)、経理にも
でもね正直素人に毛が生えた程度の腕前の『スタッフバンド』
その素人バンドを特訓して泉谷が毎週一度オンステージをやる事になったのだ。

「下手だなお前ら、こんな演奏で歌えってか?俺の歌、これ以上下手に聞こえても…面白いじゃねえか!」

となって結局実現してしまったんだよね。
時には稽古風景を見せてしまう回もあったりして

しかし…泉谷、ギャラの問題は、どうなってたんだ?交通費も出なかった時もあった筈なんだけど…??

そうこうしているうちに北の大地で、とんでもねえ番組があるって噂が大都会東京にも広がって毎回ゲストが豪勢だった。ギャラも出ないってのにスターたちが来てくれた。
今だったら、ネットで動画が出回ってもっと全国的に有名になってたかもね。

驚くのはアシスタントが、あの古村比呂。出演者だけではない。
番組に携わったHTBの社員のその後。
営業担当とディレクターは今やHTBの取締役、ADが報道、スポーツの局長…。

そして故景山民夫も高田純次も俺も大御所になっちまったって…ホンマかいな。

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テーマ : テレビなんでも
ジャンル : テレビ・ラジオ

『徹する男』としての高田純次を見習え

いい加減男として高齢化にも関わらず人気の高田純次。その徹する芸風が支持される。
そう、彼の『いい加減さ』は芸風。実生活や考え方は驚くよ。もっといい加減で…嘘嘘。

彼は自分の職域を心得ているんだよね。だから最初に番組の哲学ビジョンを聞く。後はスタッフに任せる。
だからコントに屁理屈を捏ねる役者が居ると

「一応やってみようよ」

となる。
『派手ーずナイト』は高田純次のいい加減なキャラクターより更にいい加減な作り方だった。

まず終了時間が決まっていない。おそらく1時間半ぐらい。金と、その時の気分で伸びる事も短くなる事もあって自由気ままな雰囲気だけど決める所だけは決めてある。それは小道具だったり、段取りだったり、その部分だけには『うるさい』

けれど番組全体に心地よく『いい加減』と言う演出が行き届くように配慮もする。結局これが上手く当たって番組はヒットした。

純ちゃんのいい加減さはアフター番組でもモロに出ていた。北の味覚を満喫した後、マハラジャに行くのが当時のコースでね。純ちゃんも嵌っていた。
良い子を見付けて

「ん?良い雰囲気?」

と思っていると次のグループの別の子に声をかけてしまう。

「ん?そっちが本命?」

と思っていると又別のグループの女の子に…終いにはどの子も「シラ~」
札幌のマハラジャで『目移りの純次』の異名まで貰って

「源っちゃん。ススキノはアカン。俺もてねえ~」

と一応嘆いてはいたけど彼なりの遊び方で。いい加減方式のブレーキがかかってるのかもしれないね。

ある日の事、ゴルフへ行く事になってフルセットを借りた純ちゃん。いきなりハーフ45。

「源っちゃんゴルフって簡単だね~。みんないったい何を悩んでるの?」

でも、その後上達したと言う話はまったく聞いていない。


純ちゃんのいい加減さは芸風。
菅ちゃんの場合は根本に問題がありそうだね。
そう

「自分は優秀。自分は出来る」

と思いこんでいるところ。
スピルバーグは何故世界のスピルバーグになれたのか?調べた方が良いと思うよ。
今更遅すぎるけどね。

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高田純次のいい加減さがヒットを産む?

『水曜どうでしょう』のHTB。縁のあった地方局がヒットを飛ばしている事が嬉しい。
このHTBの話は前にもちょっと触れたけど『派手~ずナイト』と言う番組を構成させてもらっていた。
この話のいきさつは、亡くなった久世さんの事務所カノックスから、ある日電話がかかってきて。

「源さんの話をしていたら逢いたいって人が今ここに居るんだよね」
「え?俺は逢いたくないけど…」

と逃げ腰に答えていた。

「HTBのCさんてプロデューサーなんだけど時間ある?」
「なんだ仕事の話かい!俺は又前のカミさんの回し者かと思った。逢うよ。逢おう」

と、その足でカノックスへ
そこで待ち受けていたHTBのCさんの言う事が無茶苦茶。

「深夜番組を作りたい。しかも11PMを越えるようなバライティ番組!」

このおっさん大丈夫か?と思った。だって予算270万円でって…月額だよ?4本分で270万だよ?1本の制作費たったの70万ちょっと。

「スタッフは局の人間が全てやります!旅費と出演料だけで70万円。どうです?」
「どうですって…いったい誰をMCに、どなたをゲストにお考えになっておられるんでしょうか?」

とバカ丁寧に答えるしかない。

「中央で有名な人が良いです」
「●×□△…」

どう答えたのか全く覚えていない。
夜中にバライティ?生放送で、しかも有名人いっぱい?ここでの俺の沈黙が何分だったのか?

「後は源さんに任せて大丈夫ですよCさん」

とさっさと居なくなるカノックスの連中。要は金にならないからこっちに回してきたって事?
有名で金が安くても出てくる物好きな有名人?俺の頭に浮かんだ名前が高田純次と景山民夫君
二人の共通点。いい加減な奴で軸が芸能人っぽくない。
これが俺の決断。

で、その場から電話。

俺 「純ちゃんMCの仕事やってくんない?」
純 「MC?良いよ」

内容聞かねえのかよ!

俺 「札幌なんだけどさ。金は無い!交通費プラスα、ただし北の味覚とススキノ付き、別の味覚は腕次第」
純 「やる!やるよ!腕次第って面白いね」
俺 「おいおい大丈夫かよ。ここにHTBのプロデューサーが居るんだけどさ、事務所文句言わないか?」
純 「大丈夫、大丈夫、で、いつ?」
俺 「土曜日の深夜、う~ん月2回でいいや。2本撮りで1本生、一本はVTR。今考えたんだけど」
純 「ok、ok、ススキノ付きだけは守ってよ源っちゃん」

こんな調子で幻と言われた名作『派出~ずナイト』のキャスティングが決まった。
この後、高田純次のいい加減さが番組作りに出るわ出るわ。進行表の時間は守らない。コントのコメントを忘れてスタッフに聞きに行く。お~い今生放送中だよ~!

この話長いんで今日はここまで

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